HOME>アーカイブ>気づきにくい体からのサインを見逃さないために

こんなことに気づいたら検査を

医者と患者

全体のほとんどを占める2型糖尿病は、初期段階で自覚症状がまったくないとされますが、少しずつ変化は現れていますので、以前から変わった点を意識すれば気づくこともできるでしょう。手足の感覚の低下やチクチク棘で刺されるような痛み、肌の乾燥や痒みなど肌の症状が現れることもあります。また、免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、切り傷などが治りにくくなるのも典型的な症状です。頻尿がよく挙げられますが、これはのどの渇きが激しく水分を大量に摂取することも関係します。ほかにも目がかすんだり男性はEDになったりするケースもあり、慢性的に疲労感を感じることも典型例です。

診断されたら血糖コントロールを

糖尿病は一生つきあっていく病気ではありますが、血糖値をきちんとコントロールしていれば症状を抑えて普段どおり生活を続けることができます。目安は空腹時血糖値110mg/dL未満、食後2時間血糖値140mg/dL未満です。思いのまま好きなだけ好きなものを飲み食いするような食生活はできませんが、自分自身を管理してうまくコントロールする技術を身につければ健康的に暮らせます。栄養と運動、休息が大切で、ストレスをできるだけ解消できる方法を見つけましょう。糖尿病の主治医は自分自身だとよく言われますが、血糖自己測定とHbA1C検査を病院で定期的に受ければ合併症を予防できます。

病院で受ける検査とは

健康なうちから定期的な血液検査を受けることが大切ですが、疑わしい症状が出たら病院で検査を受けましょう。随時血糖検査は食事に関係なく採血して血糖値を測る検査で、血糖値が200mg/dL以上ある場合は糖尿病型と診断されます。通常の健康診断でおこなうのは早朝空腹時血糖検査で、当日朝食を抜いた空腹状態で採血して血糖値を測る検査です。ここで126mg/dL以上ある場合は糖尿病型と診断されます。異常がある場合別の日にもう一度検査をして、同じ血糖値異常があり糖尿病型と診断された場合に確定診断となります。